2016-17UCL決勝 ユベントスvsレアルマドリーの考察

レアル連覇なるか?

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待ちに待った、この日がやってきました。

サッカーファンのあなた、

1年の締めくくり、ビッグゲームの始まりです。

リーグ王者の対戦ですから、ホントの王者が決まる

と言っても過言ではないでしょう。

レアルは、史上初のUCL連覇がかかります。

(サッカーファンでない方は今回はつまらないです)

 

 

UEFA チャンピオンズリーグファイナル

ウェールズカーディフナショナルスタジアム

ユベントス JUVENTUS(H)

vsレアルマドリー REAL MADRID(A)

(※Hはホーム、Aはアウェイの意)

 

一発勝負の地ですが、

両チームともに白を基調としたホームユニフォームのため、

レアルがアウェイ仕様の紫になったようです。

 

両チームのスターティングメンバー

ユベントス (アッレグリ監督)

GK:1 ブッフォン

DF:3 キエッリーニ

DF:19 ボヌッチ

DF:15 バルザーリ

MF:23 ダニ アウベス

MF:5 ピニャニッチ

MF:6 ケディラ

MF:12 アレックス サンドロ

MF:21 ディバラ

FW:9 イグアイン

FW:17 マンジュキッチ

 

レアルマドリージダン監督)

GK:1 ナバス

DF:2 カルバハル

DF:4 セルヒオ ラモス

DF:5 ヴァラン

DF:12 マルセロ

MF:8 クロース

MF:14 カゼミーロ

MF:19 モドリッチ

FW:22 イスコ

FW:9 ベンゼマ

FW:7 ロナウド

 

驚きました。

故郷ウェールズでの英雄、ベイルがベンチスタートです。

本調子ではないといわれているベイルを、

ジダン監督は英雄の帰還を花道で飾るリスクを避け、

連覇に向け、情を捨て勝負に出てきました。

さてこの判断が、吉と出るか凶と出るか?

 (以下、ユベントスはユーベ、レアルマドリーはレアルと表記)

試合開始

6月3日土曜日19時38分(現地)

キックオフです。

 前半の考察

前半3分 イグアインが2本のシュート

(ヘディングとドリブルで崩してのシュート)

前半6分 ピニャニッチが強烈なシュート

(胸トラップからの抑えの効いたボレー)

前半8分経過し、ようやくロナウドファーストタッチ

これまではユーベが優位にゲームを支配している。

レアルはプレッシャーからか、動きが固く、

パスが繋がらない。

中盤でのユーベの潰しが効いているので、

FWへの効果的な配球はなかなか出てこない状態。

もちろんロナウドは孤立状態。

ベンゼマへの楔も入れられないので、横パスが目立つ。

 前半10分 ロナウドへの長いフィードで裏へ抜け出すが、

一歩届かず。PKを主張するが、あれでPKになるはずもなく。

前半11分 ディバライエローカード

前半16分 この数分間はレアルがポゼッションをキープ

しているが、ユーベの固い守備にてこずっている。

ゾーンの外でボールを回している状態で、

なかなか崩しに入れず苦戦とみた。

ユーベの守備はきれいにラインが保たれていて、

FWも引いて抜け目のないゾーンが出来ている。

レアルもクロスが入るが、崩してというよりも

アーリークロスを仕方なく入れる感じだ。

まだ、両チームともに決定機は訪れず。

 前半18分 ロナウドがドリブルで勝負するも

シュートまで行けず。

 前半20分 レアルが先制ゴール 0-1

決めました。ロナウド

クロース~ベンゼマロナウド~カルバハル~ロナウド

最後のカルバハルからロナウドへのマイナスのクロスは

絶妙でした。

ロナウドのポジショニングも良かったですし、

ダイレクトで合わせるのは簡単そうに見えて

難しいシュートですよ。

抑えの効いたいいシュートでしたね。

今まで劣勢だったレアルが一発で目覚めました。

ユーベとしては、クロースが持ち上がった時のプレッシングが

甘かったのと、ロナウドへのマークが遠かったように

思えます。

 前半24分 レアルのカウンターから中央へのイスコへ、

決定的な場面でしたがボールが足につかずミス。

前半27分 ユーベの同点ゴール 1-1

 ボヌッチ~サンドロ~イグアインマンジュキッチ

 この流れでマンジュキッチのスーパーボレー。

鳥肌が立ちましたよ、これ凄いですよ。

バイシクル気味の背面からのボレー。

しかも、ボヌッチからマンジュキッチまで

すべて浮き球のダイレクトパスで、地面に落ちてないですよ。

歴史に残るスーパープレイとゴールだと思いますね。

前半30分 ロナウドがバイシクルキックを放つも、

ディフェンスに弾かれる。

前半31分 ラモスにイエローカード

前半32分 ロナウドのヘディングシュートがミートせず。

前半33分 ユーベがゴール前30MでのFKを得るが、

ディバラが壁に当てる。

前半35分 ユーベがFK得るもシュートまで行けず。

前半41分 カルバハルにイエローカード

前半残り5分 レアルが優勢で、リズムが出てくる。

ボールがよく回るがシュートまでは行けず。

ユーベの守備陣の体勢が崩れず。

そのまま前半が終了

後半の考察 

後半1分 ロナウドが1本のパスで裏に抜け出すも、

センタリングがクリアされる。

後半2分 イスコが1本のパスで裏に抜け出すも、

ゴール前寸前でディフェンスがクリア。

後半7分 クロースにイエローカード

後半8分 モドリッチが左足でミドルシュート

ブッフォンの正面に。

後半10分 イスコのクロスのこぼれから

マルセロがシュートしたが大きく枠を外す。

後半12分 マルセロのクロスにロナウドが飛び込むも、

あと一歩届かず。

後半13分 イスコがペナルティアーク付近から

左足シュートも枠を大きく外れる。

後半16分 レアルが勝ち越し 1-2

センタリングのこぼれから、カゼミーロのミドルが

ユーベのDFにディフレクションしてゴール。

回転がかかったボールはブッフォンも触れず。

コースが良かったですね。

後半開始から攻勢を続けていたレアルの攻撃が実った形である。

前半とうって変わってユーベの動きが悪く感じるが。

後半19分 レアルが突き放す 1-3

ロナウドが2点目を挙げる。

モドリッチゴールラインぎりぎりから上げられた、

右からのクロスをロナウドがニアサイドでダイレクトボレー。

ブッフォンの手をはじき、ファーのサイドネットに

吸い込まれた。

モドリッチはノールックでセンタリングをあげたが、

おそらく誰かが飛び込むだろう、と。

そこへ裏からロナウドが飛び込んできたと。

凄いのは、ロナウドがセンタリングが上がる寸前に

いいポジションを見つけて、一瞬のうちにユーベDFの前に

飛び込んだことだろう。

DFもロナウドが見えてなかったと思う。

決勝で2点差、ユーベの落胆は計り知れない。

どう盛り返すのだろうか?

モドリッチ、イスコが自由に動き回れることにより

レアルのリズムで展開し、後半の2点に繋がったように

見える。

後半20分 ピニャニッチにイエローカード

後半20分 選手交代 OUT 15 バルザーリ

IN 7 クアドラード

後半24分 サンドロにイエローカード

後半25分 選手交代 OUT 5 ピニャニッチ

IN 8 マルキージオ

後半26分 クアドラードイエローカード

後半27分 マルセロからロナウドへセンタリングだが

大きくふかす。

後半29分 マルセロがこぼれ球を狙うが、

大きく枠の外へ。

後半31分 選手交代 OUT 9 ベンゼマ

IN 11 ベイル

とうとうベイルの登場です。

2点差とあってジダン監督も勝ちを確信したのでしょうか。

後半31分 選手交代 OUT 21 ディバラ

IN 18 レミナ

後半36分 FKからサンドロのヘディングシュートが

左ポストをかすめる。

後半37分 選手交代 OUT 22 イスコ

IN 20 アセンシオ

後半38分 クアドラードが2枚目のイエローカードで退場

10人で2点差を跳ね返せるでしょうか。

後半43分 選手交代 8 クロース IN 21 モラタ

後半44分 アセンシオが仕留める 1-4

マルセロのグランダーのクロスからアセンシオが合わせる。

 

試合終了 ユーベ1-4レアル

やりました!レアルマドリーCL2連覇です。

偉業達成です。

ワタクシはバルサ派ですが、

レアルのこの強さは褒めたたえるものでありますよ。

 

スコアも内容も圧倒していましたね。

前半はユーベのディフェンスが効いていましたが、

後半になると、ロナウドのポジションを変えて、

モドリッチ、イスコが動きやすくなり、

クロース、カゼミーロのサポートで、

レアル優位に進んで行きましたね。

ユーベは後半どうしたの?というくらいに

バランスが崩れ、レアルに中盤を支配されていました。

イグアインにボールが入らない、中盤では潰されるで、

防戦一方でしたね。

ユーベが、ブッフォンが4点取られることは衝撃でしたね。

来年は、レアル3連覇なるかですね。

1年後が楽しみですね。