2018ワールドカップASIA予選 日本vsイラクの考察
本大会に向けて正念場になりつつあります。
わが、日本代表。
勝てば2018ロシア本大会へほぼ確実、
負ければ予選敗退危機、
混戦模様になっています。
イラクでの試合が出来ないため、
隣のイランでの代替地になりましたので、
多少アウェー感が無くなる気がします。
実際観客席も空きがみられますしね。
イランにて開催(代替地)
イラク代表(H)vs日本代表(A)
(※Hはホーム、Aはアウェイの意)
両チームのスターティングメンバー
日本代表 (ハリルホジッチ監督)
GK:1 川島
DF:3 昌子
DF:5 長友
DF:19 酒井宏
DF:22 吉田
MF:6 遠藤
MF:14 井手口
MF:8 原口
FW:14 久保
FW:4 本田
FW:15 大迫
イラク代表
GK:12 カッシード
DF:2 イブラヒム
DF:6 アドナン
DF:23 サリム
DF:22 ソラカ
MF:21 サード
MF:5 ヌーリ
MF:19 カミル
MF:9 ヤシーン
FW:10 アブドゥルザハラ
FW:8 アブドゥルラヒーム
ん?
ボランチに山口ではなく、
遠藤と井手口のコンビ。
見たことない組み合わせですが、
勝算はあるのでしょうか?
トップ下に原口、
ケガの香川の代わりでしょうけど、
なぜ想定して清武を呼ばなかったのでしょうか。
原口はサイドアタッカーでは?
どうなりますか。
試合開始
6月13日(火)17時00分現地
キックオフです。
驚きの気温37.4度です。
サッカーやる環境ではないですね。
前半の考察
前半4分 日本が右サイドから本田→酒井宏とつなぎ、
グランダーのクロスに大迫がニアで合わせるも角度がなく枠外に。
本日初シュートになる。
前半7分 ゴール前のこぼれ球を原口が強烈なシュートもGK正面でCKに。
前半8分 日本先制 0-1
本田のCKから大迫がニアでヘディングシュートで決める。
DFと競り合いながら難しい体勢で上手く合わせた。
前半15分終わって小康状態。
日本のコンパクトなディフェンスでイラクがFWに効果的なパスが入らず。
前半17分 イラクが左サイドからのセンタリングに長友がクリア出来ず、こぼれ球をカミルがヘディングシュートで狙うがバーを越えていく。
前半19分 ヤシーンからアブドゥルラヒームへのクロスでヘディングシュートを放つがサイドに外れる。
前半20分 イラクが右から左からと波状攻撃をするもシュートまで行けず。
前半27分 ペナルティーエリア付近で大迫が後ろから倒されるがFKもPKもならず。
完全にファールであったが、少なくともFKではあった。
解説者がPKだと言っていたが、あれはPKにはならない。
手を掛けたところがペナルティーエリア外だったからね。
前半32分 給水タイム
前半34分 イラクが左サイドから裏へのアーリークロスが入るが川島の飛び出しで事なきを得た。
前半37分 本田から右サイドのスペースに出るが、酒井宏がセンタリングをDFに当ててしまう。
前半44分 ヤシーンがミドルシュートも弱く川島の正面に。
日本リードで前半終了。
前半終わって
日本は1チャンスで1点取れた。
それ以外はチャンスを作れず。
イラクもある程度まではパスが繋がるが崩しきれない印象。
後半の考察
後半8分 イラクが波状攻撃するもシュートまで行けず。
後半9分 ゴール前で原口のドリブル突破から、大迫へのパスが渡るもトラップミスでシュートが打てない。
後半13分 選手交代 OUT 9 ヤシーン IN 11 タリク
後半14分 井手口負傷退場
後半14分 イラク、ゴール正面からスルーパス出すも昌子が体を入れてブロック。
後半16分 選手交代 OUT 14 井手口 IN 17 今野
後半19分 酒井宏と原口のワンツーから崩したが大迫のシュートは惜しくもDFに阻まれるCKに。
後半20分 ショートCKから原口が左足で狙うもバーを越す。
後半24分 選手交代 OUT 8 原口 IN 7 倉田
後半26分 イラク同点 1-1
右サイドから崩され中央もドリブル突破され、最後は吉田と川島の連携ミスから川島がファンブルする。こぼれ球を最後はカミルが左足シュートで決める。
後半29分 酒井宏負傷退場
後半30分 選手交代 OUT 19 酒井宏 IN 21 酒井高
後半34分 選手交代 OUT 5 ヌーリ IN 17 アットワン
後半39分 右サイドから本田がFKも距離があり合わせるが、DFにクリアされる。
後半45分 中央から本田が得意の左で狙うが大きく枠を外す。
後半49分 ロングスローから吉田が落とし、本田得意の左足シュートがGK正面。
そのまま終了。
試合終了 1-1
後半はイラクの攻勢が目立ったが何とかドローで終えた。
最後の本田のシュートもコースを狙えなかったか。
最低限の勝点1を持ち帰ってきたに留まった。
考察
今回は中東アウェー特有のラッパがあまり聞こえなく、
いつもよりアウェーぽさが無かった。
この暑い中、本田や長友などのベテランをスタメンから使う意図がわからないが、
もっと若手中心が良かったように思える。
ちなみに長友がここ2年くらいは劣化が激しい。
体力の低下からか攻撃に上がれないし、
キックのときに腰が回っていない。
すでに代表レベルでは無いように見えるが、
他にいい選手がいないということか?
原口のトップ下はよかったが、
交代カードを早く切りすぎたのはハリルのミスである。
負傷交代とはいえこの過酷な暑さの中で、
後半30分までに3人枠を使い切るのはミスだ。
しかも、走れる原口を早々代える必要はあったのか?
動きの悪かった久保ではなかったか?
原口が居なくなり大迫にもいいボールが入らなくなった。
代わった倉田は攻撃に絡めず、何したかな?程度だ。
ボランチの遠藤と井手口はよかった。
遠藤は中央でバランスをとりながら攻撃に絡み、
相手の攻撃の芽を早めに摘めとっていた。
ポジショニングもよかった。
2人で問題なくやれていたので、山口でなくても大丈夫そうだ。
あとは経験を積めばいいのだろう。
この暑さの中で本田が最後まで走り切ったのは褒めるべきだ。
今後日程
- 8月31日 オーストラリア(H)
- 9月5日 サウジアラビア(A)
競合との大一番が2試合続きます。
もう負けは許されません。
引き分けでもプレーオフに入れるかどうか。
勝つしかありません。
次が楽しみですね。