「体」と「身体」。この意味が違うことに最近深く気になった話
同じようで、違う
「体」
「身体」
どちらも「からだ」と読む。
ただ、意味は違っている。
ブログで発信する以上、
漢字の使い間違いには注意を払っている。
(高い意識はしている)
使い方次第で大きく意味が違ってきてしまうし、
そもそもダメ!なのだ。
(誰やねん)
プロが書こうが、素人が書こうが、
間違ってはいけない!
弱小ブログで細々とやっているから、
そんな理由では通用しない。
きちんとしたものを、
読者様にお伝えすることが、
ワタクシの使命だと思っている。
なので、
漢字1つとっても正確にお伝えできるように、
注意を払っていることはご理解いただきたい。
(それでもたまに間違っているかも)
よく使う、「からだ」
このフレーズはよく出てきます。
前から気になっていました。
(からだ=躰、もある)
意味があって、
体と身体に分かれているのだろうから、
調べることにした。
英語では同じだった
- 体=Body
- 身体=Body
同じなのです。
でも日本語では違う。
何故?
Why?
きちんと、goo辞書で調べてみた。
- 体とは、
1
㋐動物の頭・胴・手足などのすべてをまとめていう語。五体。しんたい。「―を横たえる」
㋑頭・手足を除いた、胴。「―を反らす」「―の線が崩れる」
㋒体格。骨格。からだつき。「がっしりした―」
2健康状態。また、体力。「―を悪くする」「お―に気をつけて」「―の弱い子供」
3
㋐生理的存在としての身体。肉体。「―で覚える」「―が糖分を欲求している」「―を使う仕事」
㋑性的な対象としてみた身体。肉体。「―を許す」「―の関係がある」
㋒社会的活動を営む主体としてみた身体。身 (み) 。「今夜は―が明いている」「―がいくつあっても足りない」
4死体。なきがら。
- 身体とは、
《古くは「しんだい」とも》人のからだ。肉体。体躯 (たいく) 。身 (み) 。「身体強健」
分かりにくいです。
簡潔に説明すると、
- 体(からだ)=動物全体の五体のこと(肉体)
- 身体(しんたい)=人間のみに対する五体のこと
このような意味になるようです。
ややこしいのは、
人間でも胴の部分だけを表すときは「体」になります。
「身体」とは心も含めた表現みたいです。
(心は人間のみ?)
なので身体=人間のみ、
ということになるようです。
分かったようで、よく分からない?
なんとなくは分かりましたかね?
ニホンゴムズカシイデスネ。